Raspberry Pi 4にUbuntu 20.04を簡単にインストールできた話
Raspberry Pi 4にUbuntu 20.04をインストールしてみたのでその手順のメモです。
手順とはいっても公式のチュートリアル通りにやったら簡単にできました、というただの報告みたいな内容です。
購入したRaspberry Pi 4について
セットアップが楽そうなケースやマイクロSDカードなど一式セットのやつでAmazonのレビューを見ながら適当に良さそうなものを購入しました。
実際に買ったのは下記商品です。
こちらの商品は付属のマイクロSDカードにNOOBSというOSがインストールされていて、届いたらすぐ使用開始できるようです。
私はUbuntuを使いたかったので、次に紹介する公式チュートリアルを参考にマイクロSDカードを書き換えました。
公式チュートリアル
Raspberry Pi 4にも対応したチュートリアルです。全て英語ですが平易なのでわかりやすいです。
以降は各手順の補足を記載します。なお、Ubuntuのインストールのために使用したPCのOSはMacです。
2. Prepare the SD Card
Mac用のImagerのインストーラをダウンロードしインストールします。
あとは手順通りですが、今回は最新のUbuntu 20.04を選択しました。他にもいくつか選択肢があります。
上記で紹介したRaspberry PiはマイクロSDカードをUSB接続するためのアダプタも付属しているので別途買う必要はありません。
USBアダプタを使ってMacに接続すれば、あとはImagerアプリでWriteするだけでUbuntu 20.04が書き込まれたマイクロSDカードを作成できます。
3. Wi-Fi or Ethernet
今回はWi-Fiで接続するので、手順通りnetwork-config
というファイルに自宅の無線LANのSSIDとパスワードを記入しました。
Finderのサイドバーに表示されているsystem-boot
からnetwork-config
というファイルを探し、右クリック > このアプリケーションを開く > その他 > テキストエディット で編集しました。
数回「権限がない」みたいなエラーで保存できないことがありましたが、何度かやればうまくいきました。
この記述をするだけで、あとはRaspberry PiにマイクロSDカードを差して電源を付けるだけでOKです。
ちなみに、MacのFinderで外部ディスクが表示されない場合は、Finderの環境設定 > サイドバー > 場所 > 外部ディスク にチェックを入れれば表示されます。
4. Boot Ubuntu Server
最初はarpコマンドでなかなかRaspberry PiのMACアドレスが見つからず困りました。
自宅の無線LANルータの接続リストには記載されていたので、Raspberry Pi自体のネットワークの設定はうまくいっているようでした。
仕方ないので、おそらく割り当てられているであろうIPアドレスに対してpingを飛ばしたらarpテーブルに記載されました。arpの理解が浅いのでちゃんと勉強します・・・。
Raspberry PiのIPアドレスさえわかれば、あとは手順通りSSHで接続すればOKです。
5. Install a desktop
とりあえずデスクトップ環境は不要だったので飛ばしました。
ただsudo apt update
とsudo apt upgrade
は実行しておきました。
今後必要になったらデスクトップ環境も用意します。
まとめ
ネットワーク関連で少しだけつまずきましたが、あとは問題なくRaspberry PiにUbuntu 20.04をいれることができました。
LANケーブルや外部ディスプレイ、USBキーボードなども不要で、PCさえあればOKです。
今後このRaspberry Piを使い倒していこうと思います。